なべちゃんの散歩道2
スキー(綾部銀嶺会)記録・フィットネス(メタボ改善)日記
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蔵王スキー場の近辺も火山性地震が・・・要注意か?
冬スキーシーズンが近づき、蔵王スキーツァを計画してもらっている。
ところが今回の御嶽山の噴火による痛ましい状態に関連して、改めて地震・火山国の日本列島が取り上げられ。関心を集めている。

今回話題になっている蔵王山(お釜)と蔵王スキー場の山麓ケーブルー樹氷高原ー山頂ケーブルー地蔵山の地図
蔵王スキー場と「お釜」の距離は近い
http://www.zao-ski.or.jp/
蔵王山関連の記事より
◆ 気象庁、24時間態勢で監視
長野・岐阜県境にある御嶽山(おん・たけ・さん)の噴火で、心配されるのは県内の活火山の活動だ。蔵王山、鳥海山、吾妻山の三つの活火山は、気象庁が24時間態勢で監視している。
蔵王山は8月に地震活動が盛んになったが、山形地方気象台は「ただちに噴火する兆候は見られない」としている。ただ、どのような前兆が噴火に結びつくか、という過去のデータが乏しく、専門家は「注意は必要」と話している。
吾妻山は1977(昭和52)年、鳥海山は74(昭和49)年に噴火した。
蔵王山は40(昭和15)年に小規模な水蒸気噴火が起きて以降、地震が多発したり、火山性微動が観測されたりしても、70年以上噴火していない。しかし、気象庁は2010年から地震計などによる24時間監視を始めた。
山形地方気象台によると蔵王山では今年8月に火山性微動が3回発生。同月7日には人間が感じられない程度の火山性地震が44回発生したが、現在は比較的落ち着いた状況になっているという。
県は蔵王山が噴火し、石や火山灰が噴き出して、火山泥流が発生することを想定したハザードマップを作成し、地元自治体を通じて住民に配布している。
ただ、蔵王山は火口であるお釜が観光のシンボルとなり、山麓(さん・ろく)の温泉やスキー場が多くの人々を集めてきた。「火山には噴火のリスクがあるが、そこに住む人々は恩恵も受けてきた。リスクと恩恵の双方があることを承知しながら付き合うことが大切だ」と防災の専門家は指摘している。(戸松康雄)
◆宮城 活火山の蔵王山、避難小屋を緊急点検 県観光課
辻隆徳、小宮山亮磨
2014年10月2日03時00分

蔵王山の火口付近では、装備を調えてやってきた登山客のほか、Tシャツに半ズボン姿の人もいた
長野・岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)の噴火を受け、県観光課は1日、活動がやや活発化している蔵王山(宮城・山形県境)で、登山客らが逃げ込む避難小屋の緊急点検をした。ただ、小屋は大型の噴石に耐えるものとは言えず、火山の専門家は、リスクを覚悟して自ら安全策を整えるよう登山客に呼びかける。
「万一の場合は、速やかに避難されるようお願いいたします」
ヘルメットをかぶった県職員が、登山客らに注意を呼びかける張り紙を、火口湖「御釜」近くにある「山頂レストハウス」と三つの避難小屋に張り出した。小屋の強度やひび割れの程度などを確認するため、壁をたたいて音に異常がないか調べる緊急点検もした。強度などに問題はなかったが、今後、建築にくわしい担当者がさらに調べるという。
観光課によると、レストランや売店などが入るレストハウスは200人以上を収容できる。三つの避難小屋には、最大でそれぞれ十数人から30人程度が入れる。鉄筋コンクリート製で、「噴石にもある程度は耐えるだろう」という。
ただ、本来は冬山登山の客が吹雪を避けるといった目的で利用する施設で、噴火を想定したものではない。噴石からの避難を想定したシェルターなどは設置されていない。
高橋剛彦課長は点検後、報道陣に「蔵王山は11月3日に閉山するが、来年春の開山に向けて、ヘルメットや飲料水を各避難小屋に準備する。観光客には、登山にふさわしい服装や装備をするよう呼びかけていく」と話した。
気象庁は県内では蔵王山のほか、栗駒山(栗原市)と鳴子(大崎市)を活火山として観測している。観光課によると、栗駒山には登山口付近にレストハウスと避難小屋があるが、シェルターはない。鳴子の火口湖「潟沼」付近にもシェルターはないという。
■タオル持参、ヘルメット必須
蔵王山の御釜付近は、1日も紅葉を楽しむ登山客らでにぎわっていた。
大崎市から来た石川栄喜さん(71)は登山歴50年。「御嶽山の噴火を見て、タオルと飲料水を多めに持ってきた。タオルを水に浸して鼻と口にあてると、有毒な火山ガスを一部、防げる」と話す。
名取市立下増田小の佐藤直樹教諭(54)は、児童84人を引率して訪れた。「避難場所や緊急時の動きの確認を、例年以上に徹底した」という。
東北大の中村美千彦教授(火山学)は「火山のことを知っていれば、煙を見たり変なにおいをかいだりしたときに、噴火だと気づける。登山客は知識を持つべきだ」と指摘する。
御嶽山で起きたような水蒸気爆発は、現状では予知が難しいという。「万が一噴火したら、物陰に身を隠し、火山灰が肺に入らないように口元を覆う。できることはそれくらいだろう」
登山用品店では重さが300グラム程度で、通気性のよいヘルメットが売られている。中村さんも、火山の調査に入るときに必ずヘルメットを持参し、学生にも持たせているという。(辻隆徳、小宮山亮磨)
◆蔵王山:活発化、火山性の微動…注意呼びかけ
毎日新聞 2014年10月09日 19時56分(最終更新 10月09日 21時29分)

蔵王にある火口湖「御釜」=2014年9月20日、山中宏之撮影
霧島、マグマ量戻る 専門家「再噴火も」
社説:原発と火山災害 巨大噴火を侮るなかれ
火山の噴火予知方法って?
御嶽山、重点観測へ 16火山に追加
御嶽山噴火 山頂に死者集中
仙台管区気象台は9日、宮城、山形両県にまたがる蔵王山(標高1841メートル)で、火山性微動や火口湖「御釜(おかま)」湖面の白濁を観測したと発表した。噴火予報は「平常」に据え置いたが、「火山活動の高まりが見られる。観光や登山で近づく際は注意を」と呼びかけている。
同気象台によると、9月30日〜10月9日午前、火山性微動を計3回観測した。傾斜計は刈田岳の山頂が約2ミリ高くなったことを示した。8日午後には山形大の調査で御釜の湖面2カ所で白濁が確認された。いずれも約15分で消えたという。
東北大地震・噴火予知研究観測センターの三浦哲教授(地球物理学)は「山頂付近の隆起と火山性微動が同時に起きたのは珍しく、火山活動が活発化しているのは間違いない。ただ、噴火の危険が高まったと言えるほどの変化ではない。ただちに噴火予報を引き上げる必要はないだろう」と話す。
湖面の色の変化は1940年の小噴火の際にも見られたが、気象台は白濁と火山活動との因果関係は調査中としている。
蔵王山では昨年1月以降、計22回の火山性微動が発生している。今年8月には観測史上最多の106回の火山性地震が発生しており、監視が強化されている。【金森崇之、清水健二】
ところが今回の御嶽山の噴火による痛ましい状態に関連して、改めて地震・火山国の日本列島が取り上げられ。関心を集めている。

今回話題になっている蔵王山(お釜)と蔵王スキー場の山麓ケーブルー樹氷高原ー山頂ケーブルー地蔵山の地図
蔵王スキー場と「お釜」の距離は近い
http://www.zao-ski.or.jp/
蔵王山関連の記事より
◆ 気象庁、24時間態勢で監視
長野・岐阜県境にある御嶽山(おん・たけ・さん)の噴火で、心配されるのは県内の活火山の活動だ。蔵王山、鳥海山、吾妻山の三つの活火山は、気象庁が24時間態勢で監視している。
蔵王山は8月に地震活動が盛んになったが、山形地方気象台は「ただちに噴火する兆候は見られない」としている。ただ、どのような前兆が噴火に結びつくか、という過去のデータが乏しく、専門家は「注意は必要」と話している。
吾妻山は1977(昭和52)年、鳥海山は74(昭和49)年に噴火した。
蔵王山は40(昭和15)年に小規模な水蒸気噴火が起きて以降、地震が多発したり、火山性微動が観測されたりしても、70年以上噴火していない。しかし、気象庁は2010年から地震計などによる24時間監視を始めた。
山形地方気象台によると蔵王山では今年8月に火山性微動が3回発生。同月7日には人間が感じられない程度の火山性地震が44回発生したが、現在は比較的落ち着いた状況になっているという。
県は蔵王山が噴火し、石や火山灰が噴き出して、火山泥流が発生することを想定したハザードマップを作成し、地元自治体を通じて住民に配布している。
ただ、蔵王山は火口であるお釜が観光のシンボルとなり、山麓(さん・ろく)の温泉やスキー場が多くの人々を集めてきた。「火山には噴火のリスクがあるが、そこに住む人々は恩恵も受けてきた。リスクと恩恵の双方があることを承知しながら付き合うことが大切だ」と防災の専門家は指摘している。(戸松康雄)
◆宮城 活火山の蔵王山、避難小屋を緊急点検 県観光課
辻隆徳、小宮山亮磨
2014年10月2日03時00分

蔵王山の火口付近では、装備を調えてやってきた登山客のほか、Tシャツに半ズボン姿の人もいた
長野・岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん)の噴火を受け、県観光課は1日、活動がやや活発化している蔵王山(宮城・山形県境)で、登山客らが逃げ込む避難小屋の緊急点検をした。ただ、小屋は大型の噴石に耐えるものとは言えず、火山の専門家は、リスクを覚悟して自ら安全策を整えるよう登山客に呼びかける。
「万一の場合は、速やかに避難されるようお願いいたします」
ヘルメットをかぶった県職員が、登山客らに注意を呼びかける張り紙を、火口湖「御釜」近くにある「山頂レストハウス」と三つの避難小屋に張り出した。小屋の強度やひび割れの程度などを確認するため、壁をたたいて音に異常がないか調べる緊急点検もした。強度などに問題はなかったが、今後、建築にくわしい担当者がさらに調べるという。
観光課によると、レストランや売店などが入るレストハウスは200人以上を収容できる。三つの避難小屋には、最大でそれぞれ十数人から30人程度が入れる。鉄筋コンクリート製で、「噴石にもある程度は耐えるだろう」という。
ただ、本来は冬山登山の客が吹雪を避けるといった目的で利用する施設で、噴火を想定したものではない。噴石からの避難を想定したシェルターなどは設置されていない。
高橋剛彦課長は点検後、報道陣に「蔵王山は11月3日に閉山するが、来年春の開山に向けて、ヘルメットや飲料水を各避難小屋に準備する。観光客には、登山にふさわしい服装や装備をするよう呼びかけていく」と話した。
気象庁は県内では蔵王山のほか、栗駒山(栗原市)と鳴子(大崎市)を活火山として観測している。観光課によると、栗駒山には登山口付近にレストハウスと避難小屋があるが、シェルターはない。鳴子の火口湖「潟沼」付近にもシェルターはないという。
■タオル持参、ヘルメット必須
蔵王山の御釜付近は、1日も紅葉を楽しむ登山客らでにぎわっていた。
大崎市から来た石川栄喜さん(71)は登山歴50年。「御嶽山の噴火を見て、タオルと飲料水を多めに持ってきた。タオルを水に浸して鼻と口にあてると、有毒な火山ガスを一部、防げる」と話す。
名取市立下増田小の佐藤直樹教諭(54)は、児童84人を引率して訪れた。「避難場所や緊急時の動きの確認を、例年以上に徹底した」という。
東北大の中村美千彦教授(火山学)は「火山のことを知っていれば、煙を見たり変なにおいをかいだりしたときに、噴火だと気づける。登山客は知識を持つべきだ」と指摘する。
御嶽山で起きたような水蒸気爆発は、現状では予知が難しいという。「万が一噴火したら、物陰に身を隠し、火山灰が肺に入らないように口元を覆う。できることはそれくらいだろう」
登山用品店では重さが300グラム程度で、通気性のよいヘルメットが売られている。中村さんも、火山の調査に入るときに必ずヘルメットを持参し、学生にも持たせているという。(辻隆徳、小宮山亮磨)
◆蔵王山:活発化、火山性の微動…注意呼びかけ
毎日新聞 2014年10月09日 19時56分(最終更新 10月09日 21時29分)

蔵王にある火口湖「御釜」=2014年9月20日、山中宏之撮影
霧島、マグマ量戻る 専門家「再噴火も」
社説:原発と火山災害 巨大噴火を侮るなかれ
火山の噴火予知方法って?
御嶽山、重点観測へ 16火山に追加
御嶽山噴火 山頂に死者集中
仙台管区気象台は9日、宮城、山形両県にまたがる蔵王山(標高1841メートル)で、火山性微動や火口湖「御釜(おかま)」湖面の白濁を観測したと発表した。噴火予報は「平常」に据え置いたが、「火山活動の高まりが見られる。観光や登山で近づく際は注意を」と呼びかけている。
同気象台によると、9月30日〜10月9日午前、火山性微動を計3回観測した。傾斜計は刈田岳の山頂が約2ミリ高くなったことを示した。8日午後には山形大の調査で御釜の湖面2カ所で白濁が確認された。いずれも約15分で消えたという。
東北大地震・噴火予知研究観測センターの三浦哲教授(地球物理学)は「山頂付近の隆起と火山性微動が同時に起きたのは珍しく、火山活動が活発化しているのは間違いない。ただ、噴火の危険が高まったと言えるほどの変化ではない。ただちに噴火予報を引き上げる必要はないだろう」と話す。
湖面の色の変化は1940年の小噴火の際にも見られたが、気象台は白濁と火山活動との因果関係は調査中としている。
蔵王山では昨年1月以降、計22回の火山性微動が発生している。今年8月には観測史上最多の106回の火山性地震が発生しており、監視が強化されている。【金森崇之、清水健二】

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